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ディバステ特別版【2】『初音ミク Project mirai 2』?部元志ディレクターインタビュー

こんにちは!
PR担当の舞浜たろうです。

今回も「週刊ディーヴァ・ステーション」特別版をお送りいたします!
 ※「東京ゲームショウ2013」セガブースにて配布のカタログに掲載されていた「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project」制作陣インタビューの再編集版を掲載しております。

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第2回目となる今回は、2013年11月28日(木)発売予定のニンテンドー3DS『初音ミク Project mirai 2』の?部元志ディレクターのインタビューです。
こちらもボリュームたっぷりなので、じっくり読んでみてくださいませー。
ではどうぞ!

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『初音ミク Project mirai 2』ディレクター
?部元志

――本作『初音ミク Project mirai 2』の開発経緯をお聞かせください。
?部:前作『初音ミク and Future Stars Project mirai』は「『Project DIVA』とは違ったテイストの別タイトルを作る」というところから始まったので、とにかくカジュアルに楽しめるものを目指したんです。その結果、ほかのリズムゲーム系タイトルでは入れないような要素を詰め込んで、「幕の内弁当」というか、技術のショーケースのような作品になりました。
そのためライトユーザーや女性、低年齢層のお客様から「かわいかった」「私にも楽しめた」というご意見をいただけました。ただ「もう少しゲームとしての歯ごたえも欲しい」という声もあったんです。ですので、今回は「リズムゲームの大改革」という命題を掲げて、ゲームとしての面白さを追求しました。リズムゲームのパートには専属のディレクターを立てて開発に挑みましたので、印象は相当違って見えると思います。操作も従来の「ボタンモード」に加えて、タッチペンで行なう「タッチモード」も追加し、色んな方に遊んでいただけるようにしています。

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–夏以降に各地で行なっている体験会での評判はいかがですか?
?部:リズムゲームで新しくなった部分は概ね好評で、胸を撫で下ろしているところです。体験会以降もどんどん進化させていますので、ご期待に沿えていると思います。

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――おなじみの要素である「マイルーム」も大幅にパワーアップしたそうですね。
?部:アンケートで圧倒的に多い反応が「キャラクターがかわいい」なんですが、その魅力を余すところなく楽しんでいただくための要が「マイルーム」です。従来のリズムゲームとは違って、ゲームをしていないときのメニュー画面でも、画面上にミクちゃんがいて、楽しいアクションや表情を見ることができる。こうした部分を伸ばす方向で『Project mirai 2』では「マイルーム」でのアクションを大幅増量し、ゲームメニューは架空の街「ミライタウン」内の各施設に見立てています。このような「生活感」が出たことで、よりいっそうキャラクター達への愛情が深まると思いますよ。

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――新たにメニューに追加された「ダンススタジオ」とは?
?部:これは気軽に振りつけ遊びができるモードです。プレイヤーは好きな曲をかけ、振りつけ師のように、8拍ごとに次の動きの指示をボタンで出すことで、キャラクターに自分だけのダンスを踊ってもらえます。振りつけパネルをはめていく「じっくりモード」もあり、完成後はステージでショータイムを楽しめます。

――楽曲やコスチュームはどのくらいのボリュームなのでしょうか。
高部:楽曲は前作収録の21曲をすべて収録して、それに加えて新規26曲の計47曲です。
コスチュームは前作が38着だったのに対して新旧合わせて100着以上。さらに曲によっては「ボーカルチェンジ」もありますし、新システムである「おきがえ」によってほかのキャラクターのコスチュームを着せ替えできるので、その組み合わせは何千とあります。ですので、体感的なボリュームはこの数字以上のものでしょう。
まぁ前作のものも全部入れようとなったのは途中からなのですけどね(笑)。「全部入れちゃえばいいんじゃない」と総合プロデューサーの内海から言われて。実際にやってみると「おきがえ」システムで対応しなきゃいけないことも多くて「安請け合いしないほうがよかったな」と思いました(笑) ですが、このボリューム感は満足度につながると思うので、やってよかったと感じています。

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――通信機能も「いつの間に通信」に対応しました。
?部:そうですね。曲に合わせてコメントが弾幕形成されるのが理想だと思うんですが、地方にお住まいだったり、あまり外出しない方からすれば、「すれちがい通信」だけではなかなかコメントを交換するのが難しい。前作の『Project mirai』で「いつの間に通信」に対応できなかったのは私としても悔しかったので、『Project mirai 2』でようやく実現できたのはうれしいですね。
コメント以外にも「ダンススタジオ」で作った振りつけも、プロフィールカードとともにほかのユーザーに送ることができますよ。

――冒険心に溢れた、盛りだくさんな内容ですね。
?部:『Project mirai』を買っていただいたお客様からの声が『Project mirai 2』のボリュームに繋がっているんです。これはセガの伝統、というほどではないんですが、出てきたアイディアをあまり削らないところがあって(笑)、「もう少し控えめに作っておけば、そのアイディアは続編や続々編でも使えるのに……」とも思うんですが、どうしても「中途半端なことをするくらいなら全部やろう!」みたいなノリなんですよ。見た目はかわいらしいタイトルなんですが、作る側は体育会系というか、ガチでハードな現場なんです(笑)。

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――最後に今回の「東京ゲームショウ」で遊べる体験版では、どういったところに注目してほしいですか?
?部:『Project mirai』シリーズは「ねんどろいど」モデルのキャラクターが立体視で動くという点だけでも、ニンテンドー3DSと非常に親和性が高いと思うんです。ふくやかで丸っこいキャラクターが奥行きを持ってそこにいる。このかわいらしいキャラクターたちが立体視で動いているところは絶対に文字では伝わりませんので、ぜひ実機に触れて見て欲しいですね。まさに「百聞は一見にしかず」の最たるタイトルだと思っていますので、このイベントを機会に遊んでみてください。

(本記事のインタビューは2013年8月に実施したものです。)

■『初音ミク Project mirai 2』公式サイトはこちら

(PR担当/舞浜たろう)