カテゴリ Project DIVA Arcade

ディバステ特別版【3】『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』松並桂一ディレクターインタビュー

こんにちは!
PR担当の舞浜たろうです。

昨日に引き続き「週刊ディーヴァ・ステーション」特別版をお送りいたします!
 ※「東京ゲームショウ2013」セガブースにて配布のカタログに掲載されていた「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project」制作陣インタビューの再編集版を掲載しております。

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第3回目となる今回は、2013年11月稼働予定の『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』の松並桂一ディレクターのインタビューです。
「東京ゲームショウ2013」にご来場頂いた方もそうでない方も、ゼヒご覧くださいね!

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『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』ディレクター
松並桂一

――改めてアーケード版『初音ミク Project DIVA Arcade』の歴史や特徴についてご説明ください。
松並:まず僕もプロデューサーの大崎(誠)も動画投稿サイトが大好きで(笑)。PSP版『Project DIVA』がリリースされたあとに、動画投稿サイトに上がっているPSP版で作られたエディット動画を見て、感動してしまって。そこで「この流れをゲームセンターに持ちこむことができれば、何か新しい可能性のあるゲームが作れるんじゃないか?」という話になったんです。
初音ミクのファンが自分たちで楽曲を作って、それが『Project DIVA Arcade』に搭載されるというような、お客様も参加してゲームを作り上げていくこと自体が面白いんじゃないかということで、急遽企画書を書いて、約半年という異様なスピードで完成させ、今に至ります。

――『Project DIVA Arcade』を作るうえで苦労された点は?
松並:PSP版の『Project DIVA』シリーズが持つ「誰でも遊べる」要素はそのままに、なおかつゲームセンターでリズムゲームをやりこんでいるお客様にも満足してもらえるようなゲームシステムを創りあげることが苦労した点ですね。何度も遊べるゲーム性を追求したのが『Project DIVA Arcade』で、最終的には1フレーム単位でのスコア争いもできるようになっていますが、ライトなプレイヤーからヘビーなプレイヤーまで、違和感を覚えることなく自然に遊んでいただくための調整に一番気を使っています。その結果として多くのお客様に支持される、息の長いゲームになったと思っています。

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――そんな『Project DIVA Arcade』の最新作である『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』はどのような作品なのでしょう。
松並:『Project DIVA Arcade』はゲームセンターで3年以上稼働していますので、どうしても新鮮さが薄れて飽きが生じてしまいます。なので、そろそろゲームシステム的な変化は必要だと感じていました。
さらにPSP版からPS Vita/PS3版に『Project DIVA』が移り変わった際にグラフィックの強化がなされたので、それに追従して、『Project DIVA Arcade』らしく強化していこう、と。大きく言うとこの2点を中心としたアグレッシブなバージョンアップによって『Project DIVA Arcade Future Tone』が生まれました。

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――システム的な変化と言えば、従来の○×△□の4つのボタンに加えて「タッチスライダー」が搭載されました。これはどういったものなんでしょう?
松並:『Project DIVA f』で搭載された「スクラッチ」という動作をアーケードゲームに落としこむために考えられたアイディアです。このために「タッチスライダー」というデバイスを新たに追加しています。タッチデバイスの場合、ボタンと違って押した感覚が得られないので、ボタンよりレスポンスを体感しにくいんですが、そこをどうクリアするかが大きな課題でした。そのうえで、気持ちよく遊べるものにするための試行錯誤を徹底的に行い、最終的にはボタンと大差ないフィーリングを実現しています。最初は不安かもしれませんが、遊んでいただければ十二分に楽しんでいただけるものになっていますよ。

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――グラフィック面の強化については。
松並:キャラクターコスチュームは「Module AC Type2.0」ということでモデリングをすべてリファインしていますので、よりかわいく、格好よくなっています。PVのクオリティも、制作している我々が見飽きずに素晴らしいと思うくらいですので(笑)、ぜひご期待ください。
それ以外にも『Project DIVA f/F』に搭載された、コスチュームの「カスタマイズアイテム」を『Project DIVA Arcade Future Tone』でも実装しました。ネコ耳を付けたり、自分だけのキャラクターで綺麗なPVが見られるのは大きな魅力だと思います。実は『Project DIVA Arcade Future Tone』は新基板での稼働になるんです。これによって描画性能が飛躍的に上がりましたし、従来では難しかったキャラクター3人同時表示による「トリオ」での歌唱も可能になっています。ここにさらに演出が入っていくことで、PVの表現力はアップしていますね。

――それは楽しみですね。ファンが注目する楽曲については?
松並:基本は『Project DIVA f/F』で搭載された楽曲を順次移植、という形なのですが、これまで『Project DIVA Arcade』は移植以外にオリジナル楽曲やセガの楽曲なども配信していますので、このあたりも入れつつ、魅力的な楽曲提供をしていきたいと思っています。

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――「タッチスライダー」搭載に伴い、筐体のデザインも刷新されました。
松並:『Project DIVA Arcade』はこれまでTripshotsさんに筐体デザインをお願いしていましたが、『Project DIVA Arcade Future Tone』はアヴァンギャルドなデザインが持ち味のStaさんにお願いしています。ライトグリーンを基調にゲームセンターで栄える、カラフルなデザインに仕上げていただきました。

――最後にファンに向けて一言。
松並:PVのクオリティの高さが好評の『Project DIVA Arcade』でしたが、『Project DIVA Arcade Future Tone』はさらにその先の次元の表現をお見せできると思います。あとは新デバイス「タッチスライダー」ですが、従来のお客様も新規の方々もバッチリ楽しんでいただけるものになっていますので、ぜひ実際に触っていただきたいですね。

(本記事のインタビューは2013年8月に実施したものです。)

■『初音ミク Project DIVA Arcade』公式サイトはこちら

(PR担当/舞浜たろう)

カテゴリ Project mirai 2

ディバステ特別版【2】『初音ミク Project mirai 2』?部元志ディレクターインタビュー

こんにちは!
PR担当の舞浜たろうです。

今回も「週刊ディーヴァ・ステーション」特別版をお送りいたします!
 ※「東京ゲームショウ2013」セガブースにて配布のカタログに掲載されていた「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project」制作陣インタビューの再編集版を掲載しております。

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第2回目となる今回は、2013年11月28日(木)発売予定のニンテンドー3DS『初音ミク Project mirai 2』の?部元志ディレクターのインタビューです。
こちらもボリュームたっぷりなので、じっくり読んでみてくださいませー。
ではどうぞ!

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『初音ミク Project mirai 2』ディレクター
?部元志

――本作『初音ミク Project mirai 2』の開発経緯をお聞かせください。
?部:前作『初音ミク and Future Stars Project mirai』は「『Project DIVA』とは違ったテイストの別タイトルを作る」というところから始まったので、とにかくカジュアルに楽しめるものを目指したんです。その結果、ほかのリズムゲーム系タイトルでは入れないような要素を詰め込んで、「幕の内弁当」というか、技術のショーケースのような作品になりました。
そのためライトユーザーや女性、低年齢層のお客様から「かわいかった」「私にも楽しめた」というご意見をいただけました。ただ「もう少しゲームとしての歯ごたえも欲しい」という声もあったんです。ですので、今回は「リズムゲームの大改革」という命題を掲げて、ゲームとしての面白さを追求しました。リズムゲームのパートには専属のディレクターを立てて開発に挑みましたので、印象は相当違って見えると思います。操作も従来の「ボタンモード」に加えて、タッチペンで行なう「タッチモード」も追加し、色んな方に遊んでいただけるようにしています。

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–夏以降に各地で行なっている体験会での評判はいかがですか?
?部:リズムゲームで新しくなった部分は概ね好評で、胸を撫で下ろしているところです。体験会以降もどんどん進化させていますので、ご期待に沿えていると思います。

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――おなじみの要素である「マイルーム」も大幅にパワーアップしたそうですね。
?部:アンケートで圧倒的に多い反応が「キャラクターがかわいい」なんですが、その魅力を余すところなく楽しんでいただくための要が「マイルーム」です。従来のリズムゲームとは違って、ゲームをしていないときのメニュー画面でも、画面上にミクちゃんがいて、楽しいアクションや表情を見ることができる。こうした部分を伸ばす方向で『Project mirai 2』では「マイルーム」でのアクションを大幅増量し、ゲームメニューは架空の街「ミライタウン」内の各施設に見立てています。このような「生活感」が出たことで、よりいっそうキャラクター達への愛情が深まると思いますよ。

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――新たにメニューに追加された「ダンススタジオ」とは?
?部:これは気軽に振りつけ遊びができるモードです。プレイヤーは好きな曲をかけ、振りつけ師のように、8拍ごとに次の動きの指示をボタンで出すことで、キャラクターに自分だけのダンスを踊ってもらえます。振りつけパネルをはめていく「じっくりモード」もあり、完成後はステージでショータイムを楽しめます。

――楽曲やコスチュームはどのくらいのボリュームなのでしょうか。
高部:楽曲は前作収録の21曲をすべて収録して、それに加えて新規26曲の計47曲です。
コスチュームは前作が38着だったのに対して新旧合わせて100着以上。さらに曲によっては「ボーカルチェンジ」もありますし、新システムである「おきがえ」によってほかのキャラクターのコスチュームを着せ替えできるので、その組み合わせは何千とあります。ですので、体感的なボリュームはこの数字以上のものでしょう。
まぁ前作のものも全部入れようとなったのは途中からなのですけどね(笑)。「全部入れちゃえばいいんじゃない」と総合プロデューサーの内海から言われて。実際にやってみると「おきがえ」システムで対応しなきゃいけないことも多くて「安請け合いしないほうがよかったな」と思いました(笑) ですが、このボリューム感は満足度につながると思うので、やってよかったと感じています。

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――通信機能も「いつの間に通信」に対応しました。
?部:そうですね。曲に合わせてコメントが弾幕形成されるのが理想だと思うんですが、地方にお住まいだったり、あまり外出しない方からすれば、「すれちがい通信」だけではなかなかコメントを交換するのが難しい。前作の『Project mirai』で「いつの間に通信」に対応できなかったのは私としても悔しかったので、『Project mirai 2』でようやく実現できたのはうれしいですね。
コメント以外にも「ダンススタジオ」で作った振りつけも、プロフィールカードとともにほかのユーザーに送ることができますよ。

――冒険心に溢れた、盛りだくさんな内容ですね。
?部:『Project mirai』を買っていただいたお客様からの声が『Project mirai 2』のボリュームに繋がっているんです。これはセガの伝統、というほどではないんですが、出てきたアイディアをあまり削らないところがあって(笑)、「もう少し控えめに作っておけば、そのアイディアは続編や続々編でも使えるのに……」とも思うんですが、どうしても「中途半端なことをするくらいなら全部やろう!」みたいなノリなんですよ。見た目はかわいらしいタイトルなんですが、作る側は体育会系というか、ガチでハードな現場なんです(笑)。

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――最後に今回の「東京ゲームショウ」で遊べる体験版では、どういったところに注目してほしいですか?
?部:『Project mirai』シリーズは「ねんどろいど」モデルのキャラクターが立体視で動くという点だけでも、ニンテンドー3DSと非常に親和性が高いと思うんです。ふくやかで丸っこいキャラクターが奥行きを持ってそこにいる。このかわいらしいキャラクターたちが立体視で動いているところは絶対に文字では伝わりませんので、ぜひ実機に触れて見て欲しいですね。まさに「百聞は一見にしかず」の最たるタイトルだと思っていますので、このイベントを機会に遊んでみてください。

(本記事のインタビューは2013年8月に実施したものです。)

■『初音ミク Project mirai 2』公式サイトはこちら

(PR担当/舞浜たろう)

カテゴリ Project DIVA Arcade

初音ミク Project DIVA Arcade:第1回ビデオコンテ募集 一次募集採用作品発表!

みなさん、こんにちわ。
そして大変お待たせしました!

本日のお知らせは2013/7/17(水)~8/26(月)に行われた
第1回ビデオコンテ募集の一次募集採用作品の発表です!

一次募集の募集曲は

「唐傘さんが通る」 作詞・作曲/イヤイヤPさん
「巴里映画少女」 作詞・作曲/apfel noteさん

ですが、果たしてどのビデオコンテが採用されたのでしょうか…

ドキドキの結果発表はこちらになります!

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☆唐傘さんが通る:ビデオコンテ採用作品

コンテ制作者:Λkiranuさん

神社の夜店を格好良く歩くレン君が、脳内にバッチリ浮かびましたっ。何より「格好いいPVができそう!」と感じた事が採用のポイントです。
あと、映像の内容を伝える表現力が凄くて参りました。全力で格好良く仕上げますので、完成までお待ち下さい。
選んだのは良いけれど、百鬼夜行どうしよう……はい、頑張りますよ~

☆巴里映画少女:ビデオコンテ採用作品

コンテ制作者:るのかさん

楽曲の魅力をバッチリ表現されており、全体的に可愛くお洒落にまとまった世界観が決め手となり採用させていただきました。こちらも全力で可愛く仕上げますので、お楽しみに!
「ヤベェ!キャラをシルエットにする機能あったっけ?」と数名焦っておりますが、何とかなるハズです。多分。

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一次採用はこれにて落着となりましたが、二次募集はまだ行っております!!!

★募集中の楽曲
 「おはヨーデル(Oha-Yo-del!!)」
 「デンパラダイム」
★募集期間
 2013/8/28(水)~10/7(月)23:59予定 ※締切間近※

締切も迫っておりますが、まだまだ作品募集中です!
「我こそは!」という方は是非っ!

それでは!

(2号+PDAちーむ)

カテゴリ Project DIVA Arcade

初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone:ロケテスト開催のお知らせ!

みなさんこんにちは!

今回のお知らせは先日お伝えした、ちょっと大きなお知らせについてです。

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と、いきなりですが、明日9/27(金)より以下の3店舗で、
『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』
のロケテストが開催となります!以下概要です。

★期間:2013/09/27(金)~

★開催場所:以下の弊社ロケーション(3カ所)
セガ池袋GiGOhttp://tempo.sega.jp/am/ikebukuro/
クラブ セガ 秋葉原 新館http://tempo.sega.jp/am/akiba-new/
クラブ セガ 新宿西口http://tempo.sega.jp/am/nishiguchi/

Future Tone ロケテスト参加の注意事項:
・『Future Tone』をプレイしたAime対応携帯電話及びICカードでは『Version B』をプレイできない状態となりますので十分ご注意ください。
・DIVA.NET における新機能は、全て『Future Tone』プレイ後に利用できます。未プレイの場合、DIVA.NET上でメニューが表示されません。
・ロケテスト実施店舗でプレイ可能となる「Future Tone追加楽曲」は、正式稼働時まで達成率ランキングの集計に含まれません。
・「Version B」にて9月25(水) ~ 10月1日(火)に開催される超上級コンテストは、ロケテストでも同様に開催されますが、以下の2点にご注意ください。

 1:「Version B」で参加中のコンテストの続きを
   「Future Tone」のロケテストで引き継いでプレイはできません。
 2:「Version B」で参加中のコンテストの途中経過は
   「Future Tone」の筐体およびDIVA.NETでは閲覧できません。

さて、今までにも何度かロケテストを行った「Future Tone」ですが、
これまでに紹介したことも含め、今回の内容を改めてご紹介いたしますね。

~~ロケテストでプレイできるバージョンのご紹介~~

■追加楽曲

★キャットフード
Music & Lyrics by doriko
Illustration by nezuki
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★アンハッピーリフレイン
Music & Lyrics by wowaka
Illustration by wowaka
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★FREELY TOMORROW
Music & Arranged by Mitchie M
Lyrics by Mitchie M/ЯIRE
Illustration by Mitchie M
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★Fire@Flower
Music & Lyrics by halyosy / Arranged by halyosy & is
Illustration by iXima
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★Weekender Girl
Music by 八王子P / Lyrics by kz
Illustration by TNSK
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※ロケテストで追加する上記の5曲は一定期間後に遊べなくなります。
※「Version B」の最新楽曲は遊べません。
 『深海少女』『Absolunote』及びこれら以降の配信楽曲はロケテストでは
 プレイできませんので、あらかじめご了承ください。
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■タッチスライダー搭載!

タッチ操作が可能な「タッチスライダー」が追加され、
よりリズムゲームとして爽快に楽しくプレイできるように進化しました。

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こちらはスライドアイコン

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こちらはチェーンスライド
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■PVもさらに美しく進化!

「初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone」では、グラフィックスがより美しくパワーアップしました!

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さらに『初音ミク -Project DIVA- f/F』にあったPV分岐ターゲットは『Future Tone』では虹色のターゲットとして出現!成功させればPVが分岐します!

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■モジュールセレクト画面 リニューアル!&パーツカスタマイズ機能追加!

モジュールセレクトで、設定できるキャラクターが3人になりました。また、筐体で楽曲共通設定/楽曲別設定の設定が可能になりました。さらにモジュールの「頭」、「顔」、「胸元」、「背中」の4箇所に、様々なカスタマイズアイテムが装着可能になりました。

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モジュールセレクタはこのような感じになりました!

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カスタマイズアイテムでさらにかわいさアップ♪

※カスタマイズアイテムを装着するためには、各アイテムをVPで購入する必要があります。

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■PV観賞モード

・PV鑑賞モードに必要なVPが0VPになりました。
・撮影した画像を2枚まで送信できるようになりました。
 PV分岐設定も可能です。(PV分岐のあるPVに限ります)

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■DIVA.NETもより便利に!

・楽曲共通設定/楽曲別設定の変更
3人目のモジュール設定やカスタマイズ、スライド音などの設定が可能になりました。
※なお楽曲別設定において、スライド関連の設定は
 スライドが存在しない楽曲には設定できません。

・カスタマイズアイテムショップを追加
カスタマイズアイテムを購入できます。
購入できるアイテムはゲーム筐体と同様になります。

・画像ショップ
「PVフォトショップ」、「リザルトピクチャーショップ」の画像購入価格が30VPから10VPに変更されました。
※この変更のみ、9/26より全てのDIVA.NETユーザーの方へ有効となっています。

・PVフォトショップ
ゲーム筐体から送信できる画像の追加に伴い、DIVA.NETに保存できる撮影履歴が4件に増えました。

・機能拡張ショップ
PVフォトショップの拡張が可能になりました。
VPを消費することで撮影履歴を最大6件まで増やすことができます。

・プレイ履歴
スライド、スライド音等、「Future Tone」に対応しました。

・DIVAレコード
FTの新機能や楽曲の取り扱いの変更に対応するため、レコードの判定基準が変更されています。

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以上『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』の情報でした!

さて、いよいよロケテスト開始となる『初音ミク Project DIVA Arcade Future
Tone』ですが、注意事項でも触れましたが、「Future Tone」へカードデータを更新してしまうと、全国稼働中の「Version B」でカードが使えなくなってしますのでご注意願います。

ですが、ロケテストに参加できる方は、是非新しくなったゲーム部分や、カスタマイズアイテム等「Future Tone」された箇所に触れてもらえればと思います!

それでは!

(2号+PDAちーむ)

カテゴリ Project DIVA F 2nd

ディバステ特別版【1】『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』大坪鉄弥ディレクターインタビュー

こんばんは!
PR担当の舞浜たろうです。

さてさて、突然ですが今回から不定期で「週刊ディーヴァ・ステーション」特別版をお送りいたします!
何かと言いますと、「東京ゲームショウ2013」セガブースにて配布のカタログに掲載されていた「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project」制作陣インタビューの再編集版を掲載いたします!

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「東京ゲームショウ2013」にご来場頂けなかった方はもちろん、ちょっとだけ内容の追加などもしておりますので、カタログをゲットされた方も改めてチェックしてみてくださいね。

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第1回目となる今回は、2014年春発売予定のPS Vita/PS3『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』の「つぼーんD」こと大坪鉄弥ディレクターのインタビューです。
なかなかボリュームたっぷりなので、ごゆっくりドウゾ!

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『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』ディレクター
大坪鉄弥

――前作『Project DIVA f/F』のユーザーの皆様からの反応はいかがでしたか?
大坪:『f/F』は、PS VitaとPS3というふたつのハードで発売させていただいたのですが、高いハードスペックによって表現可能になった高解像度の映像が高い評価を得られました。また、映像だけでなくリズムゲームとしても支持していただけたのがうれしかったですね。

――やはりハードウェアのスペックが高くなったぶん、美しい映像を見せたかったのですね。
大坪:そうですね。『Project DIVA』というと映像があって、そのうえでリズムゲームがあると認知されていますからね。『Project DIVA Arcade』でも美しい映像が見ることができますので、『F』シリーズでは『Project DIVA Arcade』とは違ったCG表現を目指して開発しました。

――『F』を作り終わった時はどんなお気持ちでしたか?
大坪:PS Vita版を作り終わった時はPS3版を、PS3版を作り終わった時は『F 2nd』を作らなきゃなぁ、という感じだったので、あまり「感慨深い」「これでゆっくりできる~」とかはなかったですね。(笑)

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――そんな『F』の系譜を受け継ぐ最新作『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』のテーマは「これまでのDIVA←→これからのDIVA」。これにはどんな意味が?
大坪:これは「今までを踏まえてこれからに繋げていこう」という意味ですね。
PSP版に収録されていた過去の人気曲の映像を、今観ても遜色のないように作り直しつつ、最新のリズムゲームの仕様を盛りこんでいく。これが「これまでのDIVA」。そして「これからのDIVA」は、現在人気のある楽曲を収録するのは当然ながら、映像表現として『f/F』を超えるクオリティを作り上げ、さらにこの先に向けての仕掛けを盛りこんでいくということです。

――今までやってきたことを2014年度版にアップデートするという気持ちは強かったのですか。
大坪:それもありますね。『F 2nd』立ち上げの際に「過去作のPVを移植しよう」という話があって、実際にそのまま移植してみたのですが、「そのままじゃ物足りないよね?」という意見がありまして。それで「じゃあ『F』シリーズらしいアップデートをしていこう」という事になりました。

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――『Project DIVA』は映像がすぐれているため、リズムゲーム部分への評価がおざなりになることもありますが、やはりゲーム開発者としては複雑な気持ちも?
大坪:複雑な気持ちもありますけど、それも評価のひとつだとも思います。「ミクさんの足がチラッと見えたら、そっちに目が行くよね」みたいなのも含めて『Project DIVA』なんだと思います(笑)。
ただ、あまりにもゲームとして成立しない映像や譜面にないよう、バランスには気をつけています。映像と譜面を作る担当者は別々なのですけど、映像と譜面を合体した後に、ベストな状態になるよう調整をしています。たとえば、キャラクターの顔にターゲットアイコンができるだけ被らないようにするとかですね。

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――リズムゲームとしてはどういった進化を?
大坪:毎回、シリーズ開発時に心がけていることに「リズムゲームは、難易度「ノーマル」がもっとも楽しいものでなくてはならない」というのがあるのですが、「ノーマル」だけではヘビーユーザーの方は物足りなくなってしまう。なので『Project DIVA』シリーズでは難易度を初心者から上級者まで、幅広くカバーするように「イージー」、「ノーマル」、「ハード」、「エクストリーム」の4段階を用意しています。
さらに、クリアを助けてくれる「ヘルプアイテム」、難易度を上げる「チャレンジアイテム」という要素があるのですが、今作では「ヘルプアイテム」、「チャレンジアイテム」を複数掛け合わせできるようにして、自分なりの難易度調整ができるようにしました。ちなみに、今回の東京ゲームショウ2013で出展しているバージョンでは、チャレンジアイテムを2つ付けられるようになっています。
ほかには『f/F』で追加された、奏でるように擦る操作「スクラッチ(フリップ)」を発展させた、「ダブルスクラッチ」や「リンクスクラッチ」という操作が加わって、より遊びの幅が広がっています。

――映像表現や演出で特にこだわったポイントは?
大坪:映像をよくするための新しい試みはたくさん盛り込んでいます。なので『f/F』をプレイしていただいたお客さんには「前より映像が綺麗になっている!」と感じてもらえるでしょう。実は制作の体制も『f/F』と『F2nd』で大きく変わっているんです。『f/F』はアーケード版の『Project DIVA Arcade』チームとのジョイントプロジェクトだったのですが、『F 2nd』は彼らとの共同作業の経験を踏まえたうえで、コンシューマチーム主体で制作しています。開発体制を変えて、最初にプログラム基礎設計の「リビルド」を行いました。『f/F』で作り上げた開発資産をそのまま使うのではなく、一度バラして精度を上げて再度組み上げる。これを行うことで、画質の向上や新しい映像表現に挑戦することができる余裕が生まれました。

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――キャラクターモデルも『f/F』からさらにチューニングを行なったそうですね。
大坪:『f/F』では「最高にかわいい初音ミク」、つまり「ミクさんマジ天使」が開発コンセプトだったのですが、やっぱり今見ると直したい部分もあって……ぶっちゃけて言えば、私がかわいくない、格好良くないと思ったところは全部直しました(笑)。髪型のバランスやディテールの粗が目立ってしまった点の修正などを徹底的に行なっています。

――「初音ミク」というとイメージはアイコンとしてはありますが、実は人によって印象はバラバラで、作品によってもイメージが異なると思います。その自由度の高さが魅力だとも思いますが、スタッフ間のイメージの統一は難しくないですか。
大坪:イメージは統一できていないかもしれないですね。設定も年齢と身長と体重、あとはキャラクターボイスくらいしかなく、曲ごとにも印象は大きく変わります。
ただ、コスチュームを制作する際には、「『Project DIVA』のミクが衣装を着ていることがわかるように」というのは心がけています。そのコスチュームも今までに250種類以上あって、今回でもたくさん作っています。似たようなものも出てきていますが、作る上ではあまり気にしていませんね。

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――8月30日に行なわれたイベント・初音ミク「マジカルミライ2013」のキービジュアルとして採用されているコスチュームも本作に登場するそうですね。
大坪:はい。初音ミク「マジカルミライ2013」のキービジュアルに描かれているコスチュームのCGデータは『F 2nd』チームでモデリングしたデータをライブチームに提供しました。モデリング時には、3Dモデルとして動かしたときに一番かわいく見えるように、ボリューム感などの調整を施しています。

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――「東京ゲームショウ2013」で遊べる楽曲についてそれぞれ見どころをお聞かせください。
大坪:「アカツキアライヴァル」は今作の新規収録曲ですが、映像表現的に『f/F』よりも一歩進んだ演出効果を使用しています。ライブシーンに加え、心象的なインサートシーンなど、見どころもたくさんありますよ。
「ロミオとシンデレラ」は『Project DIVA 2nd』からのリメイクになります。「Project DIVA楽曲総選挙」第1位の楽曲にふさわしい見栄えになるよう、ステージやライティング、カメラワークなどに調整を入れました。
「カラフル×メロディ」は元々のさわやかな路線はそのままに、表情がより豊かになるよう調整しました。ちなみに製品版の収録楽曲は、移植曲と新曲が半々ぐらいの予定ですが、全体の楽曲数はまだ内緒です(笑)。

――大坪さんのオススメは?
大坪:全部です!

――即答ですね。(笑) 最後に、ユーザーの皆様に向けて一言お願いします。
大坪:前作以上の「ミクさんマジ天使」を実現すべく、スタッフ一同全力で頑張っています。期待して待っていてください!

(本記事のインタビューは2013年8月に実施したものです。)

■『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』公式サイトはこちら

(PR担当/舞浜たろう)